玄関引き戸の鍵が閉まらない時は

今まで何の不具合もなかった玄関の引き戸の鍵が急に閉まらなくなったということはありませんか? かぎは毎日使うものですし、防犯上すぐに解決できないと大変困ったことになります。

このような場合、新築からかなりの年月が経っている家の場合は、鍵自体の寿命ということも考えられますが、玄関の引き戸をそっくり換えるとなるとかなり大きな出費になりますので、すぐに決断するというのは難しいのではないでしょうか。

そんな時に有効なのが、鍵だけを取り換える方法です。
まず引き戸の不具合の原因を探ってみる必要がありますが、原因がはっきりと特定できない、自分では解決できないと思われる場合は、専門の業者を探し、鍵を指す部分(シリンダー)を交換する必要があります。

現在はインターネットで検索すれば、いくつかの業者や料金などについて事前に調べることが簡単に出来ますので、一社ではなく、複数の業者を比較し、作業の内容や料金などについて問い合わせてから依頼する業者を決めると良いでしょう。その時に、親切な応対をしてくれるかどうかも、業者を選ぶポイントになります。

どの業者にカギの交換を依頼するか決まったら、ドアの厚み、ドアのメーカーの名前、ドアの材質(アルミ製、木製、スチール製など)、また、型番も忘れずに伝えましょう。

長い年月使用している間に老朽化が進み、中が腐食したりして変形してしまったりすると、鍵は急に閉まらなくなります。ホームセンターなどで材料を購入し、自分でも出来ないことはありませんが、やはり専門の業者に頼んでしてもらう方が確実です。

もしかすると、鍵の補修だけで、新しい物に交換しなくてすむかもしれません。
しかし、玄関と言えば、家の一番大切な場所ですし、またいつ閉まらなくなる恐れもないとは限りませんので、最終的にはドア自体の交換を見据えておいた方が良いでしょう。